水の循環と歴史

水は、宇宙が誕生してしばらくしてからこの世に姿を現しました。
まず宇宙はビッグバンと呼ばれる爆発で誕生したと言うのは、とても有名なことですよね。
150億年くらい前だと言われています。
宇宙の誕生は知っていても、水の誕生を知らない人は多いのではないでしょうか。
水の誕生は、ビッグバンよりも後だと言われています。ビッグバンのときに水ができた、と言うわけではないのです。

太陽ができてから、水もできたと考えられています。太陽は50億年くらい前に誕生したと考えられています。
その時、宇宙にある小さな惑星は衝突を繰り返して、爆発を繰り返していました。
そんな中、地球が生まれたのです。地球には、水がありました。
これが水の誕生なのです。地球が誕生するとともに、水も誕生したのです。
宇宙から地球を見た宇宙飛行士が、地球は青かったと言ったように、地球の大部分は水なのです。

地球上の水は、大昔から循環が変わることはなかったと言われています。
地上に雨が降り、それが土に染みこみ生命を育み、蒸発する、その繰り返しの循環は昔から今も変わっていないのです。
大昔から今も変わっていないなんて、凄いですよね。
雨の量は、昔と今そんなに変わらないということです。
時代がすごく進んでいるのですから、雨の量も変わっているのではないかと思う人も多いかもしれませんが、実際にはそんなに変わっていないのです。
循環の変わらない水は、神秘的でさえあるのではないでしょうか。

私たちの体は、水でできています。
私たちの体の半分以上は水分なのです。
赤ちゃんの時なんて80%が水分だと言われているのですから、ほとんどだと言っても過言ではありませんよね。

人間の体と同じで、地球も大部分が水でできているのです。
なので、私たちは水を汚してはいけません。
水を汚すことはつまり、地球を汚すことに繋がります。
自分たちの住んでいる場所を汚すことで、暮らしにくくなるのは私たち人間自身なのです。
自然は守らなければなりません。

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